作り目の段は、表か裏か。
▲家の前の道路沿いの植え込みです。雨ふりな秋です。
ところで、早速やらかしました💧
前回の予告通り、袖から編み始めているのですが… 袖の一目ゴム編みから模様編みに入るときって、大概の場合編み針のサイズがゴム編みの時より大きくなって模様編みに入るものですよね。…針のサイズを変えずに編んでおりました😱
これはよくやる失敗なんです。。 何度やってもウッカリまたやってしまいます。 目立つ色の付箋に”針のサイズを変える”とか書いて、ゴム編みと模様編みの変わるところあたりに貼っとこうか。。
それにしても、後身頃じゃなくて良かった…!
さて、本日の本題に入りましょ❗️ 要点は二つです。いや、三つ。
壱=裏か表か?初心者はこう決めよう♪
弐=すべり目について
参=針が変わるとか、地味に忘れそうなものは何か対策を‼️‼️‼️
先ずは壱行ってみましょう☆
初心者的に悩ましいのが、タイトルの件だと思うのです。
日本の編み物本に一番載っている、いわゆる”指で作る作り目”で作った作り目は裏とカウントする、らしいです。が、今日はこの問題にもっと根拠を持って表裏つけようじゃないか💡と思います。
※ちなみに、この度私が作った作り目は、作成中のアランカーディガンのデザインをなさった三國万里子さんのやっている作り目で作りました。
参考動画です→ https://m.youtube.com/watch?v=q9vbn6KFYm4
さて、話を戻しまして表題の件について…
一応、色々なサイトで調べたり、人に聞いて回ってたところ、作り目の段を表とするか裏とするかはどっちでもOK👌、のよう。
ですが、編み図に交差の指示▼
(交差の指示…2マス(目)以上に跨って書かれている、×みたいなやつのことですね)
がある場合は、その段を表から見て編む段(=表)として編んだほうが良いので、そこから逆算してスタートの作り目(1段目)を、表とするのか裏とするのかを決めた方が良いと思います。
(私のこの場合、編み図上では偶数段に交差がきているので、偶数段を表から見て編む段、奇数段を裏から見て編む段、となります)
なぜそうするのかと言いますと、大概の本や動画では交差の仕方を丁寧に解説してくださっているのですが、その解説は必ず表から見て編んでいるから、です。
なので本や動画のやり方を真似て編む初心者的にとっては、交差の段を表か見て編む段にくるようにスタートするのがベストかと思います。
作り目のラインが、出来上がりに響かないのか?という事については、その細かいところを詰めていけるほどの技術を持ったら考えようと思うのです…。編んでいけばいくらでも気になったり納得できない部分が出てきますし、最後のトジハギ作業や糸の始末までたどり着くことが肝心なので、作り目の影響はそこまで甚大ではないと思うのです。。
次に弐です❗️ 先ずは先程の写真です…
交差の指示段の下の段に、V字があるのが見えますか?
このV字の処理の仕方について触れます。 V字から見まして、一つ上の交差を表から見る段に決めることで、このV字の段は裏から見て処理せねばならなくなりますね。 しかし恐るるに足らず✨
先ずはこのV字、すべり目の指示ですね。 すべり目は、左の針にかかっている目を編まずに右の針に移すだけです。
ただ問題なのは、目を移している最中に本来は編むべきこの糸を、向こう側に置くのか?手前に置くのか?ということです。
今はこのV字、裏から見る段で編みますので、手前に持ってきて目をすべらせる(=左の針から右の針へ移す)ことになります。 向こう側に置いた状態で目を滑らせると、それは浮き目というやつになります。編まなかった糸が表側に出ると、模様になってしまうのでウッカリ注意報ですね。