普通の靴下編みに飽きた人へ。

突然ですが、"amirisu"…あみりす、というお店をご存知でしょうか。

 

前前回までのブログで取り上げていた紫色のフェアアイルセーターで使用したジェイミソンズの2plyを置いてくださっていた神お店です。) 

こちらのサイトがアミリスのトップページ行き👉https://shop.amirisu.com/

で、今回の話題はこのキット👉https://shop.amirisu.com/collections/kits/products/skew-circus-tonic

 

これ、面白いんですよ。

その前に。靴下の編み方って、履き口、つま先、踵のいずれかからまっすぐ編み始めることが一般的かと認識しているのですが、ひたすらメリヤス編みとゴム編みを続けなくてはならないことが、正直つまらなくて飽きてしまいます。だからこそ素敵な色の毛糸を見つけては、少々高くても購入してしまうのですが、やはり編むのが苦痛なのは考えもの。

そんなマンネリ化しがちな靴下編みにすこし変化をもたらしてくれるのがこちらのキット。

リンクに飛んでいけば綺麗な写真で見れますが、私が編んだのでよければこんなんです

👇👇

 

 

履いた状態でないと、形が分かりにくいので履いて撮影しましたが、やはりセルフポートうまく出来ず…

とにかく、見てくださいこのグニャグニャ‼️

どうなってるの❓ですよね。

これはねー❗️写真一枚目、親指部分から開始して、後は端に来るたびに増し目もしくは減らし目をしていくことで、こんなのになります。増やしたり減らしたりするところが常に変化しながらすすむので、漫然と編むところは特になくて、飽きずに編めました。

さらにさらに、もとが英文パターンを和訳した編み方がついてくるのですが、和訳と言っても、

周一:k,k2tog,CORまでk,sl m,

みたいな書かれ方をしているわけです‼️

ナンジャコリャと思いましたが、安心せよ‼️最初のページの裏にちゃんと書いてた。それぞれの略語が意味するところを。人間慣れてくるもので、最初はこんなんで編めるか心配でしたが、できる。できた。

 

そんなわけで、普通の靴下編みに飽きてきたそこのあなた‼️こんなのも見つけましたぜ、というブログでした❗️

必要なものは、

①1号2.4~2.5mmの輪針…これは短針ではなくマジックループでの編み方を推奨している。

②0号2.0mmの輪針…主に履き口のゴム編みで使用。本体からゴム編み開始までの準備の段で増し目をするけども、必ずしも輪針でなくてもよさそうです。指示には本体を編んだ針より細い針を使うこととありましたが、本体と同じ太さの針でも問題ないかもです。

③1号(①で使ったのと同じ太さの)サイズの編み針。本体途中で踵を15目ほどメリヤスはぎをするところがあるので、本体とは別の針が2本必要。

④その他…針、鋏、毛糸。

こんなものだろうか。

シェットランド ウールウィーク

ウールウィークなる催しが、シェットランドであったようで‼️

 

※シェットランドとは、寒い寒いスコットランドの諸島。そこに、いつもフェアアイルで使っている毛の持ち主である羊さんたちが住んでおります。小さな体、しかし寒くないよう、よく絡む毛を生やしているそうです。これがフェアアイルにもってこい。

 

…いつもスピンドリフトを購入するお店の主宰の方は毎年シェットランド島に行っておられるようです。そこで買い入れられた雑貨たちを少し手に入れることができまして、載せたいと思います。是非見ていただきたいから‼️

 

なぜならば、これらを手に入れるために、お店の開店時間ぴったりから鬼電しまくったんです…お店に一本の電話、電話対応スタッフの方は1人という状況。そこに鬼電🫵

それでも手に入れられなかったものも❗️

数日前からお店のインスタやFacebookを交互にチェックして、お買い物の注意点やら商品や価格をチェックしまくって、選んでいたんですよ‼️まずはこちら‼️マグカップ‼️

水彩画タッチで描かれているのはシェットランドにいるらしいツノメドリ。これにコーヒーを淹れて編みたい。飛んでいる鳥っていいですわ…。カツオ鳥みたく、飛びながら水中に入って魚を獲るようです。

 

お次は、缶だよ。

 

なんとこの缶の側面は、

フェアアイル作品の裾や手首なんかに編まれる、ゴム編み模様なんだよ‼️

さらに、

裏にも飛んでるよ。カワユイ‼️

なかなか高さのあるこちらの缶は、嵩張る小物を。

 

お次はポーチだよ‼️

このポーチの内側の布をご覧ください。

グッときます…‼️

これまで編み物道具は仕切りが沢山あるポーチに入れていたのですが、結局中でグッチャグチャになるんですよね。あるいは案外取り出しにくい。なので、もうこの仕切りのないのにドカンと入れよう、そう思った。

 

そしてそして最後は、主宰の方が現地の博物館で見かけた毛糸が素敵で、作り主さんを訪ねて島を渡って購入してきたというこちら…

 

高い。正直高かったこの毛糸。でも、二度と手に入らぬ可能性も拭い去れないので買った。

これでフェアアイルのヨークカーデかセーターと、ベストを編もうとしてます。

 

は〜‼️

もうお小遣いはスッカラカンですが、心は満たされました。さて、今日も編むか‼️

フェアアイルセーター完成ダ

 

裏返ってますよ〜‼️

編み込み編み込みなので、糸を切り換えるところはこのようにフリンジになります、はい。

 

で、ここからがいつもと違うのですが、いつもは切り開いた部分(スティークとかエキストラステッチと呼ばれる部分のところです)や、このフリンジのところもしっかり始末をしているのですが、どうやら本場のシェットランドではそんな糸始末わざわざしなくても、ほつれてこないわよぉ‼️だそうなので、今回はワイルドにこのままで行きます。

いや、スティークのところは流石に始末をするかな…どうしようかな。

 

で、いつも通りの水通しです。

粉石鹸をまぶして、ぬるま湯で優しくゴシゴシし、ネットに入れて洗濯機で脱水。外でオバケ干しして…

 

 

出来たっ‼️

いやぁ、予定通り糸が足りなくなりまして、お店の再入荷待ちをしていましたが、なっかなか入荷せず。。仕方なく検索しまくって、別のお店で無事に買えまして、ようやく編めました。

 

水通し前と後でゲージとりして、各部位の長さや重さを比較したりしました。

 

さて本日は、いつもジェイミソンズを買っているお店が5周年記念andそのお店の主宰の方がシェットランドで買い付けてきた雑貨市。

素敵な雑貨に、5周年記念のノベルティ…朝の開店時刻から鬼電しました。

鬼電したのに、限定4つしか入荷出来なかったツノメドリの巾着は既に売り切れ…‼️

10時開店で鬼電開始の、10:03の電話通じた時点で売り切れダー‼️

これはもう仕方ない笑笑

そんなこんなでしたが、なんとか確保できた雑貨については後日ブログに書きます✨💖

 

電話の向こう側は賑やかで、さぞかし楽しい店内なんだろうなと想像…一度行ってみたいです‼️いや、一度と言わず通い詰めたいもんだ。

ニッティンググッズをたくさん買い物の巻

現在編みかけのフェアアイルセーターの手持ちの糸がなくなってしまい、お店にも在庫がなく、入荷待ちとなってしまいました。

こんな時は編みかけで止まっているものらを仕上げる絶好の機会です。

ミクニマリコさんの猫ミトン、透かし編みの靴下、編み込み靴下、靴下その③、チロリアンニットポーチ、トリの編みぐるみ、ラグランカーデ…

記憶している限り、7つあるのです。

放棄理由は、飽き…疲れたのでそのまま、とか、ルンバに吸われてルンバに盛大に絡まった糸を解いて埃をとった時点で心が折れた、あるいは、出来が下手すぎて嫌になって放棄した…。

ーしかし無心で続きを編みます。

編むのをやめてしばらく経って眺めてみると、下手だろうが別に良くない❓と思えてきて気楽なもんです。

モゾモゾやること2週間。7作品中、3作品はなんとか編み終えました。

 

そんな感じで作業しつつ、新たな編みものグッズを色々買いました。まずはこちら。

AMHさんのオリジナルグッズたち。

一番でかいのはお手軽機織り機みたいなのです。真ん中はゲージとるやつ。5cm×5cmと、靴下のゲージを測るには最適サイズですな。右側は少し残った糸を絡まぬようカセにできる巻き取り棒。そして真ん中下はクミヒモ作り機。

 

うむ。

 

Keito屋でもココニッツのグッズをいくつか購入しましたが、まだ開封してません。編み図を貼ったりとじ針などの鉄製品を磁石で貼っておけるマグネットボードを買いましたが、まだ出番を与えません。

それより❗️一番に使っているのはこちら。

プリムの目and段カウンター。

これが逸品です‼️

クロバーの赤いカウンターを持っているのですが、あの気持ちいいカチカチとなる音、左右のクルクルダイヤル、そして赤色という目立つ配色。幼い息子たちの格好の餌食ですよ…もはやカウントどころではない。

数字はあっという間に変わるし、行方不明になるのもしばしば。

 

その点こちら、なんと棒針に通しておけるので行方はいつも明確。

左右のダイヤルを回すだけなので完全無音。

そしてネイビー‼️子供も興味を示さず。

素晴らしすぎる。これを開発したプリム様、感謝永遠に‼️

 

そして最後はこちら。

3冊は洋書ってやつです。

特に下の2冊ともだろうか…復刻した本らしい。

当然全ページ英語なので私は文章は読む気にならないのですが、パターンブックなので、ほぼ図です。フェアアイルでお馴染みのモチーフ?パターンはもちろん、何種類かの雪の結晶やティーポットなどのモチーフのパターンなどなどが記されております。

右上の青い本の中には英文と図で編み方が書いてあります。それも美しい透かし編みのカーディガン…。一番ページを割いて紹介されているので、おそらくメイン記事か。

これは是非編みたい‼️とても美しいんです。繊細でまるでレースを思わせる模様なんですが、可憐すぎることなく、普段に着られそうです。

しかしいかんせん英語。しかしながら透かし編み部分は図が載っているし、なんとかなるか…?

指定の糸が手に入るようならばチャレンジしたい。

指定の糸がまだ美しいのなんのって…青いほんのりグラデーション系の糸です。

思わずため息です。。嗚呼いいものを見た。

 

羊研究所は日本語です。

これはゆっくり読みます。表紙がいいですね、雪ではなく雨の日に編んでいるのが良い…。

フェアアイルセーターby風工房サン

次々編んでこー!

お次はセーター。同じく風工房さんのデザインです。さて、此度使う毛糸はいつものジェイミソンズのスピンドリフトではありません。

J&S(Jamison&Smith)の2ply Jumper Weightという糸です。本にはJ&S 2plyとだけ記載されてます。

J&Sの2plyの糸には同じ2plyの糸でも、

"2ply Shetland supreme Lace"

…最後の一言にあるようにレースの糸など、名前が酷似しているものがあります。

あとは、2plyとはかいてなくてただ

"Shetland supreme Jumper weight"という名前のものも。

指定色番号や番手を確認して、間違えぬよう気をつけよう。

 

今回使う糸もですが、海外製の糸は海外のサイトや公式サイトから手に入れられますが、日本のサイトからが安心だよ〜と言う、私のようなお方‼️

見つけましたよ。スピンドリフトなら、検索すればいくつかのお店で通販してくれているので見つけられますが、今回の糸は"amirisu"さんのサイトで発見しました。

ムーリットさんのサイトにも取り扱いはありますが、色の扱いが多いのはアミリスさんです。

直接糸のページにジャンプできるよう、リンク貼っときます↓

https://shop.amirisu.com/collections/yarn/products/2ply-jumper-weight

で、本題です。実は既に2つほど問題が。

メインの紫色の糸ですが、指定された重さに届かぬ個数しか手に入れられなかった…。

そして取り扱っていない色も一色あった。

 

スピンドリフトの色見本を持っているので、似た色がないか見てみましたが、ありませんでした…

これだけ紫がありながら、近しい色がない。

これは入荷を待つしかありません。

 

そしてそもそも扱いの無い色に関しては、ネットで色を確認し、手持ちのスピンドリフトで似た色を使います。糸の番手が近いので違和感なく何とかなるでしょう。色味は、これは手本の糸が手に入らない以上こだわっても仕方ないところ。スピンドリフトを代替糸にします。

 

さぁ作り目は今度こそえげつないよ、308だ。

相変わらず40おきにマーカーを入れて数えていきます。無心の作業です、頑張るぞ‼️

 

風工房のポンチョ完成!!

完成しました…

では、前回の続きからです。。

 

これが、スティーク(エキストラステッチ)の切った部分です。ここを内側に三つ折りにして、縫い合わせて行きます。

 

このように、渡り糸と三つ折りして一番外側にいる目の半分を拾って、ひたすら縫います。

なお、現地の方々は縫わない方もいるそうです。解けてこないわよ!だそう。

こんな調子で糸の処理をしましたら、恒例の粉洗剤をまぶしまして、お風呂くらいの温度の温水でゴシゴシ洗い、

ネットに入れて洗濯機の脱水モード、それから広げて乾かして…

完成だー!!!

 

水通し後の目の揃った感をご覧ください…

 

いや〜終わった。

私のメモなのですが、編み終わったら完成した作品の細かい採寸をして、それを参考にした本に書き込んでおきます。全体の重さもね。次に編むときの参考にしたり、なんか、ね。

そして重さを測って知りたいのは、買えばいくらなのかが知りたい。

今回のポンチョは399.0gでした。

糸が25gで680円ですので、10,852円、ですね。

糸の代金だけならば。

フェアアイルニッティングって買うとなるとかなり高いんですよ…。ほとんどの手芸作品がそうですが、作るより買う方が安いんですよね、単純に材料費だけでも。ところがファイアアイルニッティングに関しては、どうやら逆っぽいです。

でも手芸作品全部そうですが、自分で手を動かさないとこの世に現れないのが、イイなぁ〜と思う次第です。

さて、これは誰に押し付けようか…

 

風工房のポンチョ

編みまくりました…

ポンチョですが、フェアアイルニッティングなので、ひたすら表側を見てグルグル輪編みしていきます。編み始めと編み終わりにスティーク…エキストラステッチ部分を編み込んで。

模様編みの部分はおよそ120cmです。

この真ん中がスティーク…エキストラステッチのところです。鋏を入れて、切ります。

切りました。

そしたら切った左側ははぎ合わせたり、襟元部分の目を拾って襟を編んでいきます。

それらも終わったら、残った右側は延々目を拾って縞縞模様を編むのですが…写真の下側をご覧ください…

大変見にくいのですが、輪針が短くてまっっったく届きませんorz

ちなみに約134cmの幅に対して針の長さは80cmを使用中。

果たして針の長さは間に合うのか…。